2010年(平成22年)6月18日(金) 北大植物園を訪れました。

北大植物園とは
 植物園は石狩川の支流・豊平川の扇状地の上に位置し、大正の終わり頃までは各所で泉がわき出る地味豊かな場所でした。園内には約千年前の竪穴式住居跡のほか、開園以前の自然地形とともに、原生林の面影を残すハルニレやイタヤカエデ、ミズナラ、ハンノキ、ドロノキなどからなる落葉広葉樹林が残っています。
 北大植物園の歴史は、明治9年(1876)に設立された札幌農学校(現北海道大学の前身)の教頭だったクラーク博士が、明治10年(1877)、開拓史に植物学の教育には植物園が必要だと進言したことに始まります。同年、農学校内に小さな樹木園と灌木)園が造られました。一方、開拓史は北海道庁の西側の原始林を牧羊場とし、明治15年(1882)に博物館を建てました。明治17年(1884)、植物園用地(現在地)が博物館とともに札幌農学校に移管され、のちに初代園長となる宮部金吾が計画・設計し、明治19年(1886)、植物園は開園しました。近代的植物園として我が国で初めて造られたもので、日本で2番目に古い植物園です。北海道に導入する外国産樹種の試験・頒布も行っていました。(北海道大学植物園パンフレットより)
  右の写真は、ウンナイハシドイ(中国 モクセイ科)です。
アキタブキ(オオブキ)
 北海道の蕗は大型で、しばしばオオブキと呼ばれる。有名なのは阿寒湖に近い螺湾(ラワン)に産するもので、特にラワンブキと呼ばれ高さ2mに達する。昔は4mぐらいのがあったという。茎の直径も10cmくらいになるが、大きいわりに軟らかくて食用にされる。
 アメリカなどでは庭園で観賞植物として使われることもある。(キク科)
(植物園内説明表示より。)
オオハナウド
 セリ科の大型の多年草で、高さ2mに達する。茎は太くて中空、花は白色で小さく、初夏から夏にかけて茎の頂部にレースを広げたように優雅に咲く。
平地から山地の広葉樹林の中や樹林の縁などのやや明るく、湿った土地に大きな群落をつくる。(セリ科) 
ライラック並木
 札幌市の花でもあるライラックの並木です。アジアやヨーロッパの原種や品種、約40株が植えられています。
左の白い花の木は、ヤマボウシ(ミズキ科)で、右の紫の花は、ムラサキハシドイ ライラック(モクセイ科)です。
ヒオウギアヤメ(アヤメ科)とキショウブ(アヤメ科)が咲く湿生園を木道で渡りました。
途中、マガモの親子を見かけました。
バラ園
古い品種を中心に約20種(200株)のバラが6月下旬から7月を中心に秋まで花を咲かせますが、今回(6月18日)見かけたのは、ペーター・フランケンフェルト(ドイツ)のバラでした。
カナディアンロックガーデン
 カナダのブリティッシュコロンビア大学植物園との協定を記念して、平成13年にオープンしました。 下の2つの写真のように北米大陸の野生植物約150種が見られます。
高山植物園
大雪山系トムラウシ山8合目を模した高山植物園は、昭和13年にオープンしたもので、国内屈指のロックガーデンです。チングルマやミヤマオダマキ、シナノキンバイ、キンロバイなど、北海道で見られる高山植物を中心に約600種が5月中旬から次々と花を咲かせます。(北海道大学植物園パンフレットより)
正面玄関近くのヨーロッパクロマツ(ヨーロッパ南部 小アジア マツ科)です。
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