終点の電停「湯の川」のそばの湯倉(ゆくら)神社に湯の川温泉発祥の地碑があります。元和3年(1617年)より湯座(ゆくら)があり、薬師仏を祀(まつっ)ていたと記録されています。承応2年(1653年)松前藩主氏広の子千勝丸(後の9代藩主高広)が不治の病にかかった時、母の清涼院が夢告で温泉を知り、全快したという話しも残っています。なお、「湯の川」はアイヌ語の「ユペツ」からきており「ユ」は湯「ペツ」は川をあらわし、湯の流れる川という意味です。

湯の川の交差点。函館の市電はカラフルであり、各スポンサーのイメージカラーの電車が走っています。

熱帯植物園の温泉につかるニホンザル

市電の電停「湯の川温泉」で降りて、鮫川にかかる温泉橋を渡ると温泉街に続きます。
湯の川から南茅部方面へ3kmほど行くとトラピスチヌ修道院があり、現在、約70人の修道女の方が生活しているといわれています。正門正面には、大天使ミカエル像が置かれ、聖堂の外壁にはジャンヌ・ダルク像が飾られています。
1月17日湯の川を流れる鮫川に鴨が遊んでいました。
海岸から「湯の川」方向を見る。中央の建物は市立熱帯植物園です。

湯の川温泉の近く国道278号線沿いにある啄木小公園にある啄木座像です。
函館の南端立待岬には、啄木一族の墓があり、青柳町の函館公園には石川啄木の歌碑があります。わずか函館132日(札幌14日、小樽115日、釧路76日)の滞在にもかかわらず、故郷岩手県渋民村ではなく函館に啄木の墓があるというのも興味深い。そのへんの詳しいことは、読売新聞函館支局から出ている函館歴史巡りに詳しく載っています。
石川啄木記念館
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函館に住んでいた頃、忘年会などは必ずと言っていいほど、温泉に入ってから宴会というパターンでした。
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